ミサト『またEかよ』
ミサト『マフラーばっかりいらねんだよ、AとかBは無いんじゃないのか』
ミサト『はぁーーー・・・・・・こんなゴミばっかりどうすんだよ』
ミサト『しかたない、100Kで投売りするか』
ギムレット「はい、マフラー乙www」
ミサト『うぜぇ・・・』
ここは・・・?
ミサト『はあぁぁぁぁ』
男の人はため息をつきました。
その直後、僕の体が ふわり と軽くなりました。
そして、ぱさっと落ちました。
マフラー「痛い」
ミサト『プロまで歩くのだりーな、蝶で帰ろうっと』

気がついたら、周りから賑やかな声が聞こえてきました。

マフラー「ここはどこだろう?」
オーディンの祝福「ここはプロンテラって町さ」
マフラー「君は誰?」
オーディンの祝福「俺はオーディンの祝福って言うんだ」
オーディンの祝福「お前と同じ、ハズレ仲間さ」
マフラー「そうなんだ?」
オーディンの祝福「あぁ」
そっか、僕はハズレなのか。
ハズレって何だろう?
マフラーは考えました。
でも、わかりませんでした。
わからないので、空を見ていました。
すると、さっきのオーディンの祝福がまた話しかけてきました。
オーディンの祝福「これから俺達は売られていくんだよ」
マフラー「売られる?」
オーディンの祝福「この人じゃない、他の誰かの物になるってこと」
マフラー「へぇ」
オーディンの祝福「でも売れないだろうなぁ」
マフラー「どうして?」
オーディンの祝福「言っただろ、俺達はハズレ」
オーディンの祝福「ハズレはいっぱいいるんだよ」
マフラー「いっぱいいるからハズレなの?」
オーディンの祝福「そうだ」
マフラー「じゃあ少ないとハズレじゃないの?」
オーディンの祝福「そうとも限らない」
マフラー「どうして?」
オーディンの祝福「数は少なくても、役に立たないものはハズレなんだ」
マフラー「へぇ・・・」
オーディンの祝福が言ってることは難しくて、マフラーは理解できませんでした。

ミサト『マフラー100K、おでん1Mだよー、いかがっすかー』
??『あ、ミサトさん』
ミサト『へいよ』
??『また代売りしてもらいたいんだけどいいかな?』
ミサト『いいよー』
??『じゃあこれとこれをお願いします』
ミサト『はいよー、値段は?』
??『杖6M、シャーマン12Mで^^』
ミサト『へいへいー』
??『お願いしまーす』
ミサト『また変わったのが・・・売れるかな・・・』
どさ、どさ。
僕の上に何かが空から降ってきました。
マフラー「いたっ、いたっ」
杖「すまんのう、まったく、荒くたい人だ」
シャーマン「ごめんね、大丈夫かい?」
マフラー「うん、だいじょうぶ」
オーディンの祝福「おい、マフラー」
マフラー「何?」
オーディンの祝福「新しく来たこの2人も、元はハズレだったんだ」
マフラー「そうなんだ?」
オーディンの祝福「シャーマンさんを見ると、すごく固そうだろ?」
マフラー「ホントだ」
オーディンの祝福「あれは自分自身を鍛えてもらって、強くなったんだ」
マフラー「へぇ」
オーディンの祝福「でもあんなに鍛えるなんて、余程頑張ったんだろうな」
オーディンの祝福「5段階まで行くヤツなんて6割あるかないか・・・」
マフラー「・・・?」
オーディンの祝福「それなのにあの感じだと+6・・・いや、+7はあるんじゃないか」
マフラー「すごいの?」
オーディンの祝福「あぁ、10人に1人しかたどり着けない強さだ」
オーディンの祝福「俺達もあんなに鍛えたらハズレじゃなくなるぜ」
マフラー「そうなんだ?」
オーディンの祝福「あぁ」
オーディンの祝福「そして杖さん、よく見るとカードが4枚挿さってるだろ」
マフラー「ホントだ」
オーディンの祝福「俺達もカードが1枚挿せるんだけど、挿すカードによっては俺達もハズレからお宝に変わるんだ」
マフラー「へぇ・・・」
マフラー「よくわかんないや」
オーディンの祝福「ははw」
この後、このまま塀の中にいるより、誰かに買われて外の世界に行くほうがどれだけいいことかを、オーディンの祝福は教えてくれた。
でもあんまりわからなかった。
数日後・・・
ミサト『変な杖5M、+7シャーマン11Mだよー』
ミサト『売れねぇ・・・
』
オーディンの祝福「なぁマフラー」
マフラー「なぁに?」
オーディンの祝福「俺、シャーマンさんみたいに強い漢になりたいんだ」
マフラー「おぉー」
オーディンの祝福「そして、ゴーストリングカードを挿してもらうのが夢なんだ」
マフラー「へぇー」
よくわからないけど、オーディンの祝福が夢に見てるって事はすごいんだろうな。
さらに数日後・・・
ミサト『変な杖4M、シャーマン10Mっすよー』
??『お、安いな』
ミサト『へいらっしゃい』
??『その杖と・・・このおでんはいくらかな?』
オーディンの祝福「ktkr!!」
ミサト『1Mっす』
??『じゃあもらおうかね』
ミサト『まいどっ、ありあしたー』
オーディンの祝福「やった、やったぞ!!」
オーディンの祝福はすごく嬉しそうにしている。
オーディンの祝福「マフラー、元気でなー」
マフラー「うん」
よくわからないけど、オーディンの祝福が嬉しいなら僕も嬉しい。
でもこれは、前にお別れだって聞いた。
お別れとはもう会えない事らしい。
オーディンの祝福と会えないのは辛い。
でもオーディンの祝福は嬉しそう。
なんだろう、この気持ち。
嫌だな・・・
??『まだお金があるから、このマフラーももらえるかな』
ミサト『へい、100Kです』
??『はい』
ミサト『おおきにっ』
僕は宙に浮いた。
いや、掴み取られたのだ。
オーディンの祝福「よかったな、マフラー」
マフラー「?」
オーディンの祝福「お前も外に出れたんだ、喜べよ」
マフラー「またオーディンの祝福と一緒にいられるの?」
オーディンの祝福「あぁ、滅多なことがない限り、ずっと一緒だ」
マフラー「やった」
僕は嬉しかった。
これからもずっと、オーディンの祝福と一緒にいられるんだ。
この時まではそう思っていたんだ。
??『さて、叩くか
』
次回に続く。